信仰がなくては、悪意に勝つことは出来ない

アイドルと音楽と演劇が好きな人の闇鍋ブログ

早乙女太一さんに沼落ちしました

久々に沼落ちとやらをした。
行き先は早乙女太一さん。いやー、まぁ見事に落ちた。
いつもどうやってこの人を好きになったんだっけ…と不思議になるので、今回ものすごく分かりやすかったし書き残しておこうと思う。
未来の自分は、これを読んであぁもうこれは沼なのかなって思ってください。

始まりは友人に貸してもらったワカドクロのDVD。
最初は全然そんなつもりなく見ていて、ただただ新感線のエネルギーに圧倒されながら呆然と見ていた。
話を散々聞かされていたせいか、やっぱり1番見ていたのは蘭兵衛さん。ずーっと綺麗だった。

ざっくりワカドクロの感想も書き留めておく。

蘭兵衛さんが蘭丸となってしまったのは運命だったのかなぁとかなんとか。
最初、彼の中で蓋をしていたものが目覚めてしまったのは家康の出現だと思っていた。でも流れを見ている限りそもそも髑髏城の偵察に行ってるし、彼の中で結局蘭丸は死んでいなかったんだろうなぁと。
まぁ、なんとか閉じていた蓋を開けてしまったのは恐らく家康の存在だったんだろうけど。

『無界屋蘭兵衛最後の大あきないだ』という台詞にもあった通り、髑髏城に向かった時点で命の覚悟はあったように思える。ただ、すぐに刀を抜いた点からこの時点で彼の精神は蘭兵衛と蘭丸の狭間だったんだろうなと。
だから、堕ちた。蘭丸として天魔王の元に。あっさりと。

夢見酒のシーンだけど、当たり前だけど酒を移さないといけないから蘭兵衛さんの口が少し空いてるのがめちゃくちゃいい。で、またその前の台詞で天魔王が普通なら独特の節をつけて話すのに『お前だ』の部分だけガチトーンなのがヤバい。私ひぃって言った。息飲んだ。

この蘭丸への堕落のなにが素晴らしいって精神も同時に堕落していくとこだろう。だからこそ夢見酒をああいう形にしたんだろうな。

おまけにこの人達ワカと鳥とで稽古と本番含め500回くらいこれやってるんでしょ???

おまけに花鳥風月の他の夢見酒はここまでじゃないと聞いた。なんだそれ。誰の指示だ。いのうえさんか。最高。お歳暮送ります。

まだこの界隈に慣れてなくてうまく漁れてないんだけど、月は天魔王にすがりついてたと。これは上弦下弦どちらも。
なのにこれは上弦だけど、これ天蘭じゃねぇ、蘭天だろというツイートも多々見かけた。よくわかんない、早く円盤くれ。
早乙女天魔王は基本的に森山寄りだったと聞いて死んだ。わざわざ初日に来た森山未來に怒られてくれ。
口説きの台詞は後半鳥まんまだったらしく各所にオタクの屍が。お前がそれを言うのか…!!!と。
まぁなんにせよ早乙女太一に堕落する三浦翔平なんてすごすぎるので早く円盤ください、金なら出す!!

ワカから盛大にずれた。
堕落してからの蘭丸はずっと数珠を手にしていて、亡霊という言葉がしっくり来た。
あの時、天魔王に堕落したときに彼の心は死んだんだろうな、と。信長公に頼らなければ生きていけないということなのかな。
シンメ厨としては、天魔王との背中合わせしんどすぎた。なんだよあれ。
蘭丸はもう信長と天魔王に頼らなければ生きていけないというか、『信長公の仇を取る』ということ以外、彼に意思は無いように見えた。

その彼が最後に意思を見せたのが、殺される直前だろう。
天魔王を守るため、必死に立ち上がり『今お前を裏切ったら俺は光秀やお前と同じになってしまう』と。
気になったのはそのあと。
『来い、太夫!』
この台詞に込められているのは主への忠誠ではない気がした、いや確実に。

無界屋蘭兵衛が依存していたのは結局彼女だったんだと思う。恋愛感情のそれ以上として、蘭兵衛は太夫を信頼し、愛していたんだろうなと。
もちろん、店の主として表向きはそんな風にはいかないだろうけど。

少し戻るが、蘭兵衛さんが出てきた直後。でもないか。
『蘭兵衛さん、怖い目してるよ』と太夫に言われた蘭兵衛さんが笑うシーンがあった。蘭兵衛さんが笑顔を見せるのは3時間の中でもここだけで。
蘭兵衛さんへの印象として、線が細く女性的な部分があると思っていた。が、このシーンはそれがふぅっと消える。やたら男っぽくてかっこいい。
おまけに、太夫の手を握る時のあの握り方が男っぽくて死ぬかと思った。
この人の前では彼は蘭兵衛なんだなぁと。
鳥のシナリオに、蘭丸が太夫に蘭兵衛と呼ばれた時に『お前にその名を呼ばれるとうずくものがある』なんて台詞にがあった。
…まんまじゃないですか!!!

無界の里を襲撃するシーンでも蘭丸は太夫を斬りには行っていなかったように思える。
あり得ないがもしも、太夫が蘭兵衛に着いて行っていたら蘭丸へと堕落する事は無かったんじゃないのかなと、ぼんやりとそう思った次第です。

と、まぁワカドクロの話はこれくらいにして。
20歳早乙女太一さんの話をします。

まず単純に顔面が綺麗。初めて抜きで見た時叫んだもん。ひぃ!って。
それに声もかっこいい。これはイケボってやつでしょ??
普段ボソボソ話すのに、舞台上だとすごくよく通る綺麗な声。流石としか言えない。

あとこれは女形の癖なのかもしれないけど、立ち方が女性的ですごく綺麗。無界の里のシーンはずっと蘭兵衛さんの立ち方ばっかり見てた。歩き方も同様に。ほんっとに綺麗。所在の端々が素晴らしい。

あとは布捌きって言うのかな。
蘭丸のとき、羽織りを捌くのがものすごく綺麗で私の好きなやつ!!!!!ってめちゃくちゃなった。
ちなみに月でもマントはためかせてるらしく…(白目)

そしてなによりこれが20歳だと言うことだよね!!!
20歳の色気じゃない!!!こわっ!!!

とまぁ、ワカドクロでだーいぶ食らってたものの、この時点ではまだ沼に落ちては無かった。淵には立ってたと思うけど。

ずどーんって突き落としたのは修学旅行先で見たVS嵐
ろくろ上で回る26歳早乙女太一さんに死にました。
え、そこ?って思うでしょ。落ちるときなんてそんなもんなんだよ…。

まず、回ってるときに指1本で前髪を払うのがめちゃくちゃツボだった。慣れてらっしゃるじゃありませんか!!
その後、結局太一くんじゃなくて、実演しましょうみたいになったときの足捌きが、まぁ見事で。思わずガン見。すき焼きどころじゃない。いや、ずっとガン見してたけどさ。

で、帰宅していろいろ漁ってるうちにインスタにたどり着いて。そこで見た和服の画像にズッキューン。
敗北宣言です。ありがとうございます。どっぷり浸かりました。

もう運命としかいいようが無いよなぁと。だって全部引っくるめて好みど真ん中だもん!!!

今気になってるのは黒髪以外受け付けられないんじゃないか私問題。
でもまぁ、本拠地の3推しのときも最初同じこと言ってたけどいつの間にか茶髪も耐性着いちゃったしどうにかなるでしょう。

改めてちゃんと殺陣とか躍りを見てるとやっぱり今まで見てたものとは格が違うなぁと痛感せざるおえない。
殺陣は刀のスピードがおかしい。踊り、日本舞踊だと思うが扇子がいつ開いていつ閉じていつ逆の手に移ったのかがもはやわからない。扇子が手の平で回っているようにも見えた。
そしてどちらも、道具を体の一部のように扱う。9歳の頃から舞台に立っていたって言うんだからそんなの当たり前なのかもしれないが、やはり本業の人はすごい…
扇子が手の上で回っていた話で思い出したが、月関連の雑誌で確かそんなことを言われていた。笛が掌で回っているように見えて思わずやり方を聞いてしまった的な話。指で回してるんですけどねって本人は笑ってたっけ。

今は早乙女天魔王の情報を漁ると共につべのある動画を鬼リピ中。
『ネハン ミハラ ヤスヒロ』とかいう洋服のブランドの2018年春夏のルックモデルになったらしく、それのプロモーションの動画。
私がインスタ見て憤死した画像はこれの写真だったらしく。
動画の中でコンテンポラリーダンス(多分)をしてらっしゃるのがもう最高にかっこよくて。何度見ても見飽きない…。

日本舞踊見てもそうだったが、この人ものすごく私好みの踊り方をする。踊ってるのは好きになってから見たためこれは完全に偶然だが、逆に偶然なのが怖い。
この人を好きになるのは必然なんだと言われてる気がする。

気づいたら現場取ってそうな予感がしてはいる。
まぁ露出増えてるみたいだしテレビと映画だけでも十分楽しめそうだけど、彼の本拠地は舞台だから1度は見てみたい。



あれから1ヶ月…

ブログ開設するに当たってすこし加筆修正してみました。
ほんとは表に出すつもりの記事じゃなかったので言葉があれなのはご愛敬ってことで。

気付いたら現場取ってそうな予感がしてるなんて書いてましたが、自分が思ったよりも展開が早かった…。
上弦行きます、しかも今月。聖なる夜12月24日ソワレです。
なんか結局早乙女太一さんのオタクちゃんとやるなら月出の早乙女太一さんのオタクになりたいなって思ってしまって。
年越えてからでいいかなと思ってたけど、平日が行けなさそうな上に次の日考えるとソワレは辞めた方が良いかなと思うとかなり行ける公演限られてしまって。12月中に行かなきゃかなぁ…と思っていたら偶然素敵なご縁があったのでこれは行くしかないだろうと。
舞台の人だし、きっと生で見たら全然違うんだろうなあと思うとものすごく楽しみです。

次の希望としてはストレートプレイが見たい!!関係者の皆さんそして早乙女太一さん。

よろしくお願い致します!!