信仰がなくては、悪意に勝つことは出来ない

アイドルと音楽と演劇が好きな人の闇鍋ブログ

映画刀剣乱舞を鑑賞した話

映画刀剣乱舞、推しは不在ですが公開日翌日に私を髑髏城沼に突き落とした友人と一緒に見てきました。


感想を一言で言うなら

やべーよ、やべーもんみたよ…!!!(興奮)

って感じ。


せっかく高校生は映画観るのたったの1000円なんだし何度も見ればいいんですが、映画を見た翌日に高熱を出し、その翌日にインフルエンザの診断をくらったので暇と時間を持て余しまくっているためまだ1回しか見ていませんが感想ブログをしたためることにします。

ネタバレ等に一切配慮していませんのでご了承ください。映画未鑑賞の方は読まないことをおすすめします。

ちなみに私の刀剣乱舞遍歴としては刀ステ以外のコンテンツは全ての未履修であり、刀ステも初演、義伝、悲伝のみです、しかもすべて円盤。分かりやすいステオタ。そして初演厨です。



そもそも、刀ステに足を突っ込んだ理由が脚本・演出が末満健一さんだったからなので、映画も気になりつつどうしようかなぁーって感じだったんですが、靖子なら大丈夫!!とニチアサの民から背中を押してもらって映画館に足を運ぶことになりました。


まず、 予告からずっと思ってたんですけど桜モチーフが使われるのずるくないですか??
似合いすぎるからやめてくれ…と思いながら見てました。
そう言えば刀ステ初演から桜の花吹雪が使われてるんですよね、個人的にはどうしても悲伝のイメージが強いんですけど。
刀剣男士の時間遡行っていうキーになる所に桜の花吹雪を使ってるのはずるいなぁ…と思いながら見てました。


ものすごく印象的だったのは、上映が終わった瞬間劇場内がなにこれ!?ってオタクの悲鳴で埋め尽くされたこと。

最初に声を上げたのがほかの誰だったか自分だったか記憶にありませんが(笑)
なにこれなにこれなにこれなにこれ!?と連呼し、足がガクガクして立てなくなってる私を隣の友人がものすごく冷たい目で見ていたのをよく覚えています。確かに分からない人からしたらなんのことやらだと思うんだけど。


なんか、最後の話からしちゃったからその話からするけど。
最後10分?くらいのオタクへのご褒美コーナーはなんなんですかあれは。

最初に多分藤四郎兄弟かな、が目に入ってあー鯰尾くんいるー!!久々ー!!!となりまして。ぼーっと見てたら杉江大志で、は??ってなり。

左文字兄弟おる、みんなおる、お小夜がいる、え、お小夜、お小夜…!?え?納谷健いるの??は??って思ってたらひでくん映るし、めちゃくちゃかっこいいし顔綺麗だし相変わらずざっくりエロいし、うおー!!宗三ー!!!会いたかったよー!!!とか思ったら愛しのお小夜は愛しの納谷健で固まりました。

そしてエンドロールを流れていく納谷健の名前を見て号泣。隣の友人に怪しまれる私。大パニックを起こしながら私の脳内は納谷健さん初銀幕おめでとうございますでいっぱいでした…

改めまして納谷健さん初銀幕おめでとうございます…!!


正直、映画見終わった直後のオタクのなにこれ!?は恐らく8割これですよね(笑)

恐らく、映画には居ないと思ってた推しがいた人もいるだろうし、推し刀はいたはずなのにエンドロールに流れてこなかった人もいるだろうし。私のことですね。


映画終了直後、ここのキャスト一覧と集合写真が欲しくてパンフレット買おうとしたらもうありませんでした。再販はいつでしょうか。

パンフはゲット出来ていないものの、親切なオタクからあそこにいたのは21振だと教えていただき、該当ページも軽く見せていただいたのですが。

映画キャスト9振

ラストシーンのみのキャスト10振

エンドロールに名前がなかった2振

ここまでで、21振になるんですよね。
そして、撮影当時まだ悲伝は上演されていないので、ジョ伝までに出てきた刀と照らし合わせると、実は不在な刀は2振しか居ない…(震え)
でもってキャストの都合が合わないから出さない、はエンドロールに名前がなかった人がいる以上考えにくいから意図的に抜かれてるとしか考えられなくて。

続編が楽しみですね!!!(大声)(そして圧)
というかこれで続編がなかったら伊達組の待遇の悪さに一揆起こすレベルでしょ。お願いしますよ東宝さん。

染鶴が見たいなぁって主張だけ一応しておきます。いや8割くらい答え見えてるけど。
なんなら健人くんでもなく染ちゃんでもない可能性すら否定出来ないし。



やっと中身の話に触れます(笑)

見慣れたキャストが見慣れた格好をしているのに、性格やバックボーンが違うってなんだかものすごく変な感覚で、終わったあと感想の整理をしていてわかったことですが、やっぱりどこかステと比べながら見てたなぁと。

重なるシーンは辛さ2倍だし、重ならないシーンは新鮮さ2倍。
あれこれオタクずっとしんどいやつじゃんと気づいた頃には手遅れでした、目からボロボロこぼれ落ちる涙。ほんとによく泣いた。

かなり感想が比較したものになってしまっているのでキャストごとにステとの相違点みたいなまとめ方をしようかなぁと思います。
本来三日月からやるべきなんだろうけど、時間がかかりそうなので後で(笑)


山姥切国広

ステは彼の成長を描いたシリーズだし近侍だしメインキャラだからセリフもシーンもかなり多い印象強いキャラクターだけど、映画は全然出てこなくてびっくりしました。

でも彼の本来(?)の性格から考えると面倒見がいいほうとかでもなさそうだし、口数が多い方でもなさそうだからこれが原案には近いのかな…!?とも思ったり。

なにより、この山姥切国広なら自分が写しだって気にして汚いマント被りそう…って。
ステの山姥切しか見てなかったから正直写しだって気にしてる設定がうまく落ちてなくて、なんかそれが映画はすごくストンと来ました。

あと三日月宗近が山姥切国広を特別視していないという違和感がすごくて。
拡樹くんもカットがかかるといつもならここで山姥切見るのにって思ったなんて話をしてたけど、見てるこっちもそんな感じで、ここでそこに山姥切が居るのに見ないんだ、声掛けないんだ…みたいなことが何回かあってすごく違和感がありました。2人が背中合わせなのを見慣れすぎてるからなぁ。

すごい気になったのが衣装のマントが重そう(笑)
体を覆う面積がステの時よりかなり多くて、めちゃくちゃ白いなと思いながら見てました。

1番好きだったのは、薬研と明智の偵察に行くシーンかなぁ。
そんな心配はするんだ…って勝手に悶えてました。
河原のシーンもそうだったけど、しっかりしてる山姥切見るとなんか少しあっ!って思ったというか、あぁ私が知ってる山姥切だ…ってすこし安心できました(笑)
あとはぐらかす三日月へのツッコミが鋭くて好きでした…映画版になるとギャグ線も上がるんですね(それは多分違う)


薬研藤四郎

美しい御御足を映画館のスクリーンで見るという罪悪感!!なんかごめんなさいめちゃくちゃ眼福でした!!!(笑)

実は影の主人公でしたね薬研が。
薬研が苦しみ出したシーンは嘘だろ…!?って思いながら見てました。そんなのありかよ。確かに薬研も燃えてるって話触れてたけどそんなの骨喰の流れだと思うやんけ…。

今回薬研はかなり山姥切とのシーンが多かったけどこのふたり顔が良すぎるんですよ。荒牧慶彦さんと北村諒さん。特に北村諒さん造形美がすぎる。横顔彫刻かよ。なんか初心者みたいな感想になってしまった(笑)

そして河原のシーンがっ!がっ!!!
白衣着たら死ぬなぁ、でも流石にないかなぁと思ってたらもっとしんどいの来てびっくりですよ全く。
ネクタイゆるゆるでシャツ開き気味な段階でもう瀕死なのにそこに御御足…はぁ…。
それで包帯持って手当してるんだからほんと!!こんにゃろ!!!

好きだったシーンは山姥切と被っちゃうんだけど明智の偵察に行ったシーン。
ストンと落ちた、って話した時の顔がすごくすっきりして見えてすごい綺麗だなぁって。元の顔が綺麗なのもそうなんだけど、それとは違う意味で綺麗だなぁって思いました。
あと本能寺に1人で入っていこうとする骨喰を追いかけようとする骨喰兄さん!!のところも好きでした。

ごめんなさいほんと顔面見て綺麗だなぁしか思ってないですね。


へし切長谷部

多分一番ステとキャラクターの誤差が無かったかなぁと思います。見ててうっわ長谷部だなぁ〜!!って(笑)

言わぬ考えは無いも同じだって、特番だかGYAO!だかの座談会で好きって言ってたセリフだったけど、実際あのシーンで聞くと重みが違って震えました…。
織田信長に特別な思いを抱いているからこそ三日月にイラついたんだろうし、そういうところめちゃくちゃ長谷部だなぁって。

あと衣装なんですけど、なんかテカテカしてなかった??(笑)
一番、なんか違う…って見ながら思いました。

ちなみに友人は終わったあと長谷部かっこよかった…って言ってました。刺さったらしい。


日本号

ジョ伝未履修オタク、初めましてだった日本号
見た目通りちょっとやんちゃで頼れるお兄ちゃんで一瞬で恋〜〜〜!!!ってなりました。

飲み潰れた不動にひざ掛け(だったっけ?)をかけてあげたり、拗ねたへし切長谷部を追いかけて行ったり。
三日月と鶯丸の話を立ち聞きしてた時にそういう立ち位置なのかなぁ?と思ったのですが、そうではなくて、かっかする長谷部を宥めるためにその話をした時になるほどなぁ〜と納得してしまいました。

個人的にはへし切〜、長谷部と呼べ、へし切〜のやり取りが好きすぎた。
というか基本的に長谷部と日本号のやり取りが全体的に大好きでした。

友人が槍カバー的なそれをクイックルワイパーと言って以降、クイックルワイパー担いでるようにしか見えません。許さねぇ。


骨喰藤四郎

骨喰、セーラームーン感がすごくなかったですか?(笑)
プリキュアじゃないの、セーラームーンなの、誰か察して。

悲伝とはかなりアプローチの違う骨喰だなぁと思ったんですが、ジョ伝のときはこんな感じだったんですかね??
話聞いてる限りだとジョ伝に近いのかなぁと思ったんですが。
何故歴史を守らなければならない?って問いかけてきた時は流石にびっくりしたけど。

骨喰の透明感みたいなものが相変わらずすごくて、何にも染まらないからこそ三日月に協力したんだろうなぁと思ったりしていました。
個人的に、少し三日月は骨喰に対して仲間意識のようなものを持ってるのかな?と感じたりしたので、それを感じて無言で答える骨喰がすごく好きでした。

あと河原のシーンのあれは…ずるいでしょ…。なんかごめんなさい、ほんとごめんなさいって気分でしたほんとにごめんなさい。


不動行光

私の涙腺を最初に崩壊させた犯人です。
蘭丸にぱっと目をやっただけだったんですけど、初演厨おばさんの涙腺は呆気なく崩壊しました…。
あと本能寺の中に入ろうとする不動を笑顔で止める三日月が見てて辛かったなぁ…。

不動はめんどくさくないし、なんて拡樹くんが言ってたから嘘だろ…?と思ってたけど嘘でした。確かにステ程じゃないけどいい感じにめんどくさくて少し安心。

軍議(?)のときの不動の「死ぬべきやつはみんな死んでる」ってセリフがやけに残ってて、鯛ちゃん…?って見ながら思ってたんですが、まさかあんな意味合いを持ってくるとは思わず…。

といっても、それが部隊から外される理由になったのはTwitterで流れてきた考察みてからやっと気づいたんですけどね。遅すぎる。

本能寺から帰ってきてやけ酒して潰れちゃうのも愛しかったです。甘酒だけど。
お疲れ様、よく頑張ったね。


三日月宗近

鶯丸に行こうかと思ったんですが、ここで三日月書いておかないと鶯丸書く時に困るなと思ったので、変なタイミングではありますが行きます。

まず、刀剣乱舞において三日月宗近が知らないことがあるってこれほど不安なことなんだなってものすごく思いました。
相変わらず頼れるくそじじいではあるんだけど、この本丸の三日月宗近には迷いがあるし、何があるかを知らないからこそ感情の起伏がある。

何を考えているかわからないんだけど、そこに対して、聞こえが悪いけど、信頼出来ないからそれがものすごく怖いなぁと思いながら見てました。


書かなきゃいけないこと多すぎて何が何だかわかんないですねほんと…。


まず、三日月宗近審神者について。

主との関係を拡樹くんが舞台挨拶で親友と表現したと聞いて転がり回ったオタクのひとりなんですが、まさにそんな感じだなぁと。親友というか、戦友というか。共に戦って、共に強くなった人。
三日月宗近がいつ顕現したのか、明確な描写はなかったけど、勝手にこの審神者が本丸に来た時と同じくらいなのかなぁと思っていたりします。

審神者が感謝の言葉を口にした時に慌てて切り返した三日月に胸が締め付けられたし、まるで今生の別れのようだなって笑う三日月に少し泣きました。

三日月は親友の死を受け入れられたわけじゃ無かったのかなぁとか。
三日月がこの作戦を選んだ大きな理由は、主を謝らせてしまったってことなんだと思うけど、恐らく最初から選択肢にあった方法の一つだとは思うんですよね。

もちろん、自分が主と作り上げた本丸を守るためにって言うのもあったとは思うんだけど、退くなら一緒に、そんな思いがあったのかなぁと思うとなんだか切なくて。
あぁ三日月宗近って不器用なんだなぁって思ったりしました。

最後、審神者の代替わり直前に三日月宗近が戦闘しながら、消えそうな審神者に帰還の挨拶をした時の三日月宗近のなんとも言えない顔と、審神者の少し嬉しそうな顔にあぁ、審神者はきっと全部お見通しだったんだろうなぁと思ったり。
でもちゃんと戻ってきて、自分を見送ってくれた三日月宗近に、親友に、審神者は嬉しそうな顔をしたのかなぁとかなんとか。


そして、三日月宗近織田信長について。

信長と三日月のやり取りは割と意外なことが多くて、そんな返答するんだ!?って何度も思ったんですが、1番意外だったのは名乗ったことでした。
歴史上の人物に名乗ったことってこれまでなかったと思うので。

そもそも本能寺で三日月が信長に1番近いところにいたのも、信長が逃げたかどうかを確認するためで、最悪の場合最初から全て自分がやることも選択肢にはあったのかなぁと思ったりしています。
豊臣の刀が本能寺の抜け道知ってるのかは知らないけど。
もしその場合不動も引っ張り出す予定だったんですかね?でもそれだとまたごちゃごちゃ面倒か…()

三日月が織田信長へ敬意を払ってるのがすごく好きだったし、骨喰を人質に取った時に格好悪いと怒ったのを見てこの人も織田信長が好きなんだなぁってすこし意外に思いながら見てました。


これは小林靖子だからってフィルターもあるかもしれないんだけど、今回の三日月はめちゃくちゃ特撮の主人公っぽいなぁって。
仲間を思い、仲間を守るために戦い、仲間のために嘘をつき、仲間のために自分の身を犠牲にする。
なんか、ニチアサで見たことあるよ私…(笑)

そしてひとりで無茶な作戦に出て、仲間に助けられるところまで冷静に考えるとめちゃくちゃ特撮でしたが、劇場ではそんなに冷静に見られるはずもなく。

まず、ボロボロになりながら仲間を見送って、ふって微笑む段階で涙腺が緩み始め、やられまくる三日月宗近というあんまり目にしない光景に激しく動揺し、ボロボロの三日月宗近と舞う桜の花吹雪っていうめちゃくちゃデジャブに大号泣して、前が見えなくなって、ぱっと目線をあげたら倒れそうな三日月を支える長谷部の姿が…(そして私また号泣)

そしてお前も仲間だ的なこと言われる絶対言われると思ったら日本号兄さんから「俺たちにとってはお前も本丸だ」と死ぬほどかっこいい一言を頂きまして、私は永遠と泣く羽目になりました。

靖子にゃんがどうこうって話はまた後でするんですけど、まぁこの一連の流れの三日月宗近さんずっと綺麗なんですよずるい。

そもそも今回三日月宗近さん顔面の抜きが多すぎてこっちが驚くレベルだったんですけど、あのレベルの抜きに耐えられる鈴木拡樹さんの顔面の造形?(降ってこい語彙力)
ほんっっとこの人綺麗な顔してるんだな!?って改めて再認識させられました。

また、華やかな美しさというよりは、日本人的な、可憐な美しさだから、桜の花吹雪がまた似合う…!!切ない!!


最後、縁側でお茶を飲む三日月宗近ってみんな想像したことあると思うんですけど、それをやって頂けてしまった…!?とあまりの美しさに衝撃を受けていたら審神者ちゃんが背中に飛びついてきて、目を丸くして驚いたあと目尻をくしゃってして笑ったのがめちゃくちゃおじいちゃんでほっこりしました。

からの「守りたいものが増えてしまった、主…」って、背中に新しい主を抱えながら思いを馳せる三日月に前審神者との信頼関係を感じてしまい切なかったです…。辛い。

あと馬に乗る三日月宗近とか、狭い階段を降りる三日月宗近とか、舞台では確実に見れないものをやっているのがやっぱり違和感があって、なんか面白かったです(笑)

刀ステじゃない世界線なら三日月宗近も普通の刀剣男士として過ごせるのかなって期待してたんですけど、映画の三日月宗近もいろーーーーーーーんなもの背負ってて充分しんどかったです。どうか幸せになってくれ。


鶯丸

ちゃんともー!!顔がいいよぉー!!!(号泣)

鶯丸の登場シーンは遠征から帰った彼らのお出迎えだったと思うんですけど、三日月が知らないことを知っていて、不動に軽くお説教し始める鶯丸を見て彼の立ち位置を悟って頭を抱えました…。

そもそも、廣瀬智紀さんと出会ったのが髑髏城の七人な私からしたら、鈴木拡樹さんと廣瀬智紀さんが対になるような役をやるってこと自体もう最高なんです!!最高と言うか、私にとっては原点というか、なんというか。

今回の本丸では三日月の話でもしましたが、三日月宗近が知らないことが存在する本丸な訳で。
じゃあそこを補填するのは誰なんだろうって思ったら…鶯丸でした…はぁ…

不動にお説教したり、部隊編成を発表したり、やってる事がかなり三日月に近いんですよね。
それこそ、鶯丸がそろそろ話してもらっていいか、って声掛けたのに対して三日月がお前には話そうと思っていた(両方ニュアンス)って言ったこととかから察するに、三日月にとって鶯丸は本丸の他の刀剣男士のように守りたい存在ではなく、一緒に守る存在なのかなぁと思いました。

最初シンメやんけ…と思ったけど、あくまで鶯丸は留守番係だし、そう考えると…オカン?日本古来の典型的な夫婦?稼ぐ旦那と家を守る妻??(笑)
まぁそこまでいかなくても、それこそ仮面ライダーにこういう立ち位置のキャラ居るわぁ〜と思いながら見てました。

めちゃくちゃ気になったのが、鶯丸強すぎません???
留守居役を舐めるなよ的なこと言ってて、うっわ強そう…って思ったけど、三日月が強制帰還させた5人全員三日月の元に戻しちゃうってことは不動と自分だけでも勝算があるって思ったってことだし、実際を三日月連れた部隊が帰ってきた時、大太刀以外ほぼほぼ片付けてましたよね??最初かなり時間遡行軍居た気がするけど。
鶯丸、強すぎません??(2回目)

あとこれは私の勝手な妄想だけど、三日月があの選択肢を選ぶって鶯丸はなんとなく分かってたのかなぁと思ったりしています。
主を謝らせてしまった、って言った時の三日月の反応と、近侍を降りようと思うって言葉からある程度想像出来ててもおかしくないかななんて。

きっと、そうならなければいいなと思って送り出したんだろうし、舞台が帰ってきてすぐ三日月は?って聞いた時に鶯丸はなんとなく三日月が選んだ道が分かってたのかなって、だからあの薬を持たせて、5人をあの時代に戻らせた。

鶯丸にはきっと三日月の気持ちが痛いほどわかるんだと思うけど、それでも鶯丸はきっと主の気持ちも考えた時に、あそこで三日月を死なせる訳にはいかなかった。
きっとあの薬を手渡されですぐには飲まなかった三日月も、意図するところが分かったんだろうなぁって。

…150%妄想ですけどね。そもそもあの薬、鶯丸が持たせたのか知らないし。ただ、あの薬すぐ出てくるん?鶯丸が想定して用意してたんじゃないの?って言う単純な疑問から、こうだったらしんどいなぁって話。

いっやー非常にしんどい役でした。
最高だった。また鈴木拡樹と廣瀬智紀が対になる役を演じるのが見れて幸せでした。



倶利伽羅

書くか迷ったんだけど結構しっかり書けそうだから書きます。

これほんとマジで土下座ものなんだけど、お顔出た時ぱっと誰だかわからなくて!!(笑)
ただ、私お前見たことあるぞ…お前どっかで見たことある…って状態ではあったんです。
だからエンドロールめちゃくちゃ待ってたんだけど、土屋神葉の名前を見た時の衝撃と罪悪感たるや…。

見終わってすぐネタバレしちゃいけないからとりあえずtosツイでしんばああああああああああああああって叫びました。
マジでごめん、ぱっと浮かばなかったんだ…。画像フォルダにめちゃくちゃいるし、DVD持ってるし、なんなら歌ってるの大好きなんだけどな…ほんとごめん…。

少数なのかもしれないけど、私みたいに末満健一さんが好きで刀ステを好きになった人はしんばちゃんみておおー!!ってなったのかな?(笑)

倶利伽羅江、ゲームには実装されてないキャラクターなんですね。この沼おもしろそーうってほざいてた私に刀ステを仕込んでくれた初期審神者様に教えていただいてびっっくりしました。

じゃああのキャラクターが誰向けだったかって完全に小林靖子目当てで見に来た特撮オタクだと思うんですよ。

だって闇堕ちして光堕ちして最後にボス倒すってそれこの間のプリキュアやんけ。お前キュアアンフィニやろ。

近いところがプリキュアってだけで(笑)
ニチアサなんかではありがちなパターンですよね。闇堕ちして光堕ちは。

実際現役ニチアサ民な私は最初展開急すぎて戸惑ったけど、多分刀剣乱舞オタよりはパニクらずにすんなり飲み込めたし、血が滾ったというか(笑)おおー!!ラストっぽい!!ってだいぶテンション上がりました。
もちろん原作ゲームちゃんと知らないからキャラクターのことは考えてもわからないっていう慣れと諦めもあるとは思いますけどね。

ほんとに倶利伽羅江がこのためだけのキャラクターだったならもう少し丁寧にやってくれよ…とは思ったけど。靖子にゃん頼むよ!!!
でも全特撮オタがここはおおー!!ってなったと思います。

あと、私はしんばちゃんステフラグ??ステ末満さんだし有り得るね??って思ってたけど、某初期審神者様がこれゲーム実装の時cvしんばちゃんになるのでは??って言っててそっちかー!!!ってなりました。確かにしんばちゃん本業声優さんだったわ。

これでステも出たら面白いんですけどね。刀ステでは初めてになりますもんね、ゲーム声優とキャストが同じなのは。

個人的には倶利伽羅江は結構面白かったです。
ゲーム実装されたらどうしよう…ついに私も…?審神者に…?(震え)



刀剣男士終わったー!!って長っ!!!
ここから小林靖子さんの話したいんですけどここまでで長っ!!

読む側も疲れるとは思うんですけど私が疲れてます。文章に疲れが出てたら申し訳ないです(笑)



舞台しか見たことがなかった私は末満健一さん以外が描く刀剣乱舞を見るのが実は初めてで。

あと小林靖子作品をちゃんと見るのも初めてに近い状態でした。
というのも、お名前とひでぇ話を書く人だとは知ってたんですけど、作品にちゃんと触れたのは今期やってるどろろが初めてでして。
ただ、私が世代ど真ん中な仮面ライダー電王小林靖子作品なので、私に特撮イズムを植え付けていったのは多分この人なんです(笑)
ただ、如何せん幼稚園の頃に見てたもんだから内容はおぼえてなくて。朧気ながらひでぇけど面白い話だったことは覚えてるんですが残念ながら詳しくは記憶にないです。

とまぁそんなこんなで逸話や伝説ばかり聞いたことがある人だったんですが(笑)


末満健一さんとやってること変わんねぇじゃん!!ってTLに流れる靖子にゃんありがとう!!のツイートを見ながら思ってました。
末満健一さんには人の心が無いだのなんだの言うくせに!!靖子にゃんも充分無いだろこれ!!っていう。

というのも、これも結局悲伝と変わりないんですよね。

審神者は、人間は、成長し、大人になり、歳をとり、いずれ死ぬ。
でも三日月は物だから、歳をとることも死ぬこともない。
彼は審神者が何代変わろうとも自分は何も変わることなく審神者が死んでいくのを隣で見ているしかない。

言わば、三日月自身がループしてるか、審神者がループしてるかだけの違いで、これ三日月のしんどさは変わらないんじゃねぇの??って話なんですよ。

まぁ、末満さん人の心がないのであれ多分三日月なんか宿命を背負ってて多分まだ全然それを明かしてくれてないですけど。

映画の本丸の三日月は、舞台の三日月より強く感情がある。
だから喜ぶし、悲しむし、きっと沢山の物をこれからも背負い込し、今回みたいなことをきっとこれからもするんだと思うんですよ。

そう考えると、これどっちも人の心が無い度は変わんないべ…??っていうのが正直な感想です。

そこを強調したいから、映画の冒頭で物が語る故物語、って語りが入ったんだなぁって、終わってから納得しました。



Twitterなんかで見かけてびっくりしてるのが、無名の若手の役者を使ったのは正解なんて書き込みがよくあること(笑)

いやいやいや、どこが無名やねん鈴木拡樹舐めとんのか!!!って感じなんですけど、結局演劇ってそうなるんですよね、大衆からするとテレビに出てる俳優さん=有名な人で、どれだけ舞台で有名で集客があってチケットが取れなかろうが、映像になると無名扱いをされちゃう。連ドラで主演を張ってるその辺のアイドルなんか比べ物にならないくらい演技うまいのに。

それはジャニーズからこっちに来た私なんか痛いほど感じてることなんですが、映画にするなる映像慣れしてる若手の人気の役者さんを使えばよかったのに、刀剣乱舞運営は鈴木拡樹さんを選んだし、刀ステキャストをそのままキャスティングした。
廣瀬智紀くんがlivedoorのインタビューで『 メディアが変わって、舞台とはまた違うカタチで世の中に出ていくのって、「自分たちがやってきたことは間違いなかったな」って思える瞬間なんです 』なんて話していたけど、この作品なんかその通りなんだろうなぁって。

別に彼らはここから映像をやる俳優さんになる訳じゃないんだけど、きっとこの作品をきっかけに刀剣乱舞ってコンテンツを知る人も居るだろうし、この作品をきっかけにキャストを好きになる人もいるんだろうなぁって。

そういう、間口が広い、入りやすいコンテンツのキャストが舞台と同じなのは、なんというか、これまで積み上げてきた実績と信頼なんだろうなぁと思うと、私自身このコンテンツに入ってきたばっかりの人間なんですけど(笑)嬉しいことだなぁって思います。

新しいキャストにしてもステレベルの殺陣にするのは時間がかかりすぎるとかそういう大人の事情は知らない!!(笑)



もちろん、商売だから規模が大きいことに越したことはないんだけど。
キャパが大きいからいい、キャパが小さいから悪いではなくて、規模が大きいからいい、小さいから悪いではなくて。

単純に作品として魅力があるものが評価されればいいなとおもうし、映画刀剣乱舞はオタク向けコンテンツとしてではなく、映画として素敵な作品だと思うので。

とりあえず、売れろ!!って感じです。(笑)



続編がありますように。
そして続編では!!みっちゃんさだちゃんに会えますように!!!(笑)


長々とお付き合いいただきありがとうございました。




***


2月11日追記

衝撃の新事実を知った、というよりすっっかり忘れてたので追記することにしました。

山姥切国広役、荒牧慶彦さんの話。

映画では全然出てこないからビックリしました、なんて書きましたが。
全然出てこないんじゃなくて、出れなかった、が正解なんですねきっと。

先日、TLに流れてきたツイート。
『映画刀剣乱舞の撮影、荒牧慶彦さんが膝の靭帯の手術してから1ヶ月程しか経ってないのでは??』(めちゃくちゃニュアンスです)

あー!!!!!!!って気分でした。
映画の撮影が悲伝前だったことは分かってたし、2月に手術した荒牧さんが悲伝の稽古場で稽古終わりに膝冷やしてたのも知ってたですけど、そこがうまく繋がってなかった…。
ブログだかツイッターだか遡ったときにリハビリ長期休暇だと思ってたら働いてるの見て何故!?ってビックリした記憶はあるんですけどね、脳内で時系列になってなかった…。

ラストシーンの殺陣も確かに荒牧さんにしては上体が高いですよね。
私、映像だし、マントもあるしお顔とかが綺麗に見えるようになのかな、天才やないか!!くらいにしか考えてなかった…。
全然違った、やりたくてもできなかったんだ。踏み込めなかった、膝に負担が掛けられないから。

悲伝のときでさえ様子見ながらケアしながらだったのに、じゃあ映画のときはどういう状態だったんだ…?その脚で踏み込めない!!っていいながら砂利の中殺陣してたのか…??
想像するだけで恐ろしいし、改めて俳優って職業の大変さを目の当たりにした気がします。

そして、できることがある程度限られてしまった結果なのかわからないけど、かなり出演シーンが限られていたように感じた荒牧さんの名前が2番目だったことに、運営からの愛とか続編への思いとかいろんなものを勝手に感じてしまって胸が熱くなっています…(あくまで勝手にですが)

続編では、まんばちゃんフル稼働で!!
三日月同様、誰だこの顔がよくて殺陣が上手い奴は…!?って話題になって、世間を席巻しますように。

荒牧慶彦さんが映像で120%で殺陣をやるとどうなるのか、めちゃくちゃ見たいので、続編待ってます!!!!!