信仰がなくては、悪意に勝つことは出来ない

アイドルと音楽と演劇が好きな人の闇鍋ブログ

私的2022年総決算

 すげぇ今年最後っぽいブログを書きましたが、まだ終わらなかった。なんならこれと別にもう1つ書きたいとさえ思っている、ちょっと流石に時間無くて年跨いじゃう気もしてるけど。
 昨年はTwitterでやりましたが、やっぱしっかりやりたいよな~ということで今年はブログで。2022年総決算と題しまして、ジャンル別に今年見て・聴いてよかったと思うものを3選とその理由を発表していこうと思います。好きなものに好きって言うのは楽しいからね。

 

K-POP

open.spotify.com 今年聴いていいな!と思った楽曲だけで132曲あったので、いきなり自分が設けたルールを破って恐縮ですがこの項目だけ5選にさせてください。

・Feelin’ like/PENTAGONopen.spotify.com この曲との出会いは私の人生を揺るがしたと言っても過言ではないと思う。死ぬほど聴いたし何度聴いても死ぬほどかっこいいな。
 フイくんが除隊してこの曲に参加して改めて思ったけれど、PENTAGONの王様がフイくんであることは確かな事実だが、この曲はフイくんは映えないなと思う。別にそれが悪いとかそういうことが言いたい訳ではなくて、ただこの曲の性質の話なのだが。
 多分この曲はフイくんが居ないPENTAGONだからこそやることになった曲で、尚且つこの曲はかなりジノくんの声が映えるようになっている印象がある。そしてそれ以前のPENTAGONの曲を“耳にしている”程度だった私は、この曲がなかったらPENTAGONのここまでのめり込むことはなかったと思う。それまでリアルタイムで目にしていたPENTAGONにジノくんが居なかったのもそうなのだが、この楽曲で見せ付けられたPENTAGONの新たな魅力に取り憑かれてしまったのが大きな要因だと思う。
 何かがほんの少しでもずれていたらこの曲はできていなかったし、私がこの曲に出会うことも、のめり込むこともなかったような、そんな気がしている。
 私にとってとても大切な曲です。

・GingaMingaYo (the strange world)/Billlieopen.spotify.com こんなに魅力的なグループが、楽曲が、あってたまるか。
 私も例に漏れず、話題になったつきちゃんのチッケムからこの楽曲を知り、グループを知った人間なのだが、歌唱、ダンス、表情管理、MV、楽曲の世界観、どれを取っても夢中にさせられる感覚に死ぬほどのめり込む事になった。Spotifyの1年の再生ランキングをTwitterに載せた際、この曲が入ってなかったことをフォロワー驚かれた位である。それだけ話題に上げていたのだろう。ちなみにYoutubeの方には入ってました。だから映像をよく見ていたんだろうなと思う。
 特につきちゃんの表情管理の話になってしまうが、カムバック序盤であれだけ話題になったら良くも悪くもそのプレッシャーは計り知れないと思うのだが、最後まで完璧なパフォーマンスを見せる姿に心から楽しませて貰った。これからも楽しみにしています。

・1,2,3/AB6IXopen.spotify.com この楽曲がというよりAB6IXとの出会いの話をさせて欲しいのだけれど、この楽曲がなければ彼らには出会って無かったのでこの楽曲の話をします。
 この曲はバ先の隣の売り場の有線で流れていて、めちゃくちゃ気に入ってしまった結果仕事の合間を見てアプリで曲を調べ(ダメバイト)やっと見つけた曲である。リード楽曲ではあるものの活動期間は無かったことを知った時には巡り合わせに少し鳥肌が立った。さわやかな楽曲の芯にある確かな歌唱力に、これは自分が絶対に好きなやつだと思った。実際、この曲だけでなく、どの曲を聴いてもそうだった。
 この曲に出会ったのが今年の3月頭らしく、以来私の生活にはずっとAB6IXの楽曲があった。全員の歌声をこんなに好きなグループもなかなかないと思うし、正直出会う順番が違ったらファンミーティングやコンサートに行くような、がっつり追いかけるグループになっていてもおかしくなかったのではないかとさえ思う。どの曲を聴いても本当にかっこよくてきらきらしていて、私が好きなアイドル像ど真ん中のアイドルだなと思う。
 終わり方わかんなくなっちゃった。とにかくAB6IX好きです。1番好きな楽曲はABSOLUTEです。

・Glitch/KWON EUN BIopen.spotify.com この楽曲は前3曲みたいにこの楽曲と出会ったからこのアイドルを好きになりました!!みたいなストーリーがある訳じゃないのでシンプルな話、文章が短くなりそうなことを先に謝罪しておきます。文章の長さが楽曲への愛と比例する訳では無いです。
 え、てかGlitchみんな死ぬほど聴いたでしょ???正直私のTLでは、今年1番聴いた楽曲でこの楽曲が出て来た人もちらほら見かけたし、空前の大ヒットだったと思っている。ウリムドル好きな人は勿論、ウンビちゃん普段聴かない人とかも聴いてた印象がある。
 とにかく音がいいんですよ。煌びやかで透明感があってとにかく綺麗。宝石みたいな印象を受ける。そこに乗るウンビちゃんの少し艶のある大人っぽい声が堪らない。これがひとつの完成形だと思う。美しすぎる。
 この曲は宝物みたいな曲だし、ずっと大切にすると思う。素敵な楽曲をありがとうございます。

・March/SEVENTEENopen.spotify.com 楽曲だけで言ったらぶっちぎりで_WORLDなんですけどね。音楽ってそれだけじゃないじゃないですか、という話。
 BE THE SUNに行って以降、セットリストに入っていた楽曲を聴くと興奮のあまり涙が出て来てしまう病気になってしまい、未だ完治していないんですけど()この曲は特にそれがひどい。東京ドームの、5万5000人の観衆の前でこの曲を歌っている彼らを見た時の興奮が、高揚感が、なかなか忘れられなくて涙が止まらなくなる。
 この曲の中で彼らは欲しいものは全て手に入るはずさと歌う。事実私は、自身最大のキャパのライブ会場でパフォーマンスをする彼らを生で見ていた訳で。あの時、客席の片隅で、この盛大な行進曲を歌う彼らを見て泣きながら本気であなたたちなら全てを手に入れられると思ったあの時の感情が、この曲を聴く度に蘇ってくる。
 読み返して文章がおかしいのは分かるけれど、興奮のままに殴り書いたこの文章が嫌いではないのでそのまま残しておきます。


舞台

・ヴェラキッカmin.togetter.com これは絶対思い出補正もあると思うけど、でも選ばせて…!!本当に楽しかった、面白かったんだけどそれ以上に楽しかった。色とりどりの楽曲は聴く度に心が躍ったし、気付いたら自分もノラ家の一員になっていた。マイ楽には同じ夢の中でまたお会いしましょうのセリフにもう会えないことが悲しくなってしまい嗚咽を押し殺して号泣したりもした。いい思い出です。
 TRUMPシリーズで見た後に胸が温かくなるような話をご用意されると思っておらず、めちゃくちゃ警戒してチケットを取ってしまったことを今も反省している。ちなみにLILIUMは2枚しか取ってません。心が耐えられませんこれ以上は無理です。

・Q:A Night at the Kabuki 再演 min.togetter.com これは正直言いたいことも沢山あるし、大学の教授とも結構話をして、これ別に全てが上手くいってる作品では無いよなんてことも言われたりした。でもね、作品で傷つけられるって結局心を動かされているに同義なんだよなって……気付いてしまったので……選びました……。
 今年の夏頃、人に勧められたとあるアニメ作品を見て、テロを作品内で再現して視聴者を巻き込むのは悪手だという話を散々していて、丁度その時期にこの作品の観劇時期が重なっていてた。アニメ作品の話をしているときに、野田さんも割とそういう手法を取る人だという話をフォロワーからされていて、お金を払って観劇している身であるため覚悟はしていたのだが、やられるときつかった。そのシーン必要???って思った、めちゃくちゃ思った。けど、あれがあったからこそラストシーンで嗚咽上げて号泣してたんだよな……と思うと、私は傷つけられると同時に心を動かされていて、それってど~なの?とは思うんだけど、観劇体験としては良質だったなと、思います。だって観劇って感情を揺さぶられるためにしてるからさ……少なくとも私にとっては。

・薔薇とサムライ2 -海賊女王の帰還min.togetter.com 黒タキシードで踊る天海祐希以上に良質なエンタメがこの世に存在するのか?????いやない。ついでに扇子をぶん回し刀を振る早乙女友貴まで見れて15000円は最早タダでしょ。いやそれは嘘だけど、でも絶対元は取れてる。
 これは感想を書いてどうこうなるものじゃないので皆さん見に行ってください、どうせゲキシネやるだろうから。よろしくお願いします。


ライブ

・女王蜂 日本武道館単独公演 犬姫min.togetter.com 情緒ぐっちゃぐちゃにされたライブだったなぁ~!!という記憶がある。ライブだから当たり前だけど、1回しか見てないライブの記憶がまだあるの怖い。3月3日の話ですよ。記憶力どうなってるんだ、英単語ひとつも覚えられないくせに。
 傷つけられたことがある人しか、傷ついている人を救える言葉を見つけられなくて、でも傷つけられた人が傷ついている人を掬い上げるのって難しいなって思うんだけど、アヴちゃんはそれをやれてしまうし、やろうとしてくれるんだなと思った。それって自分の弱い部分を晒す行為に等しいから、やる側も傷つくリスクがあるのに、アヴちゃんはそれへの恐れなんて微塵も感じさせない。だから私は心から薔薇園アヴは私の救世主なんだと思えるし、その言葉を信じられるんだと思う。

・零[Hz] ZODIACT TALE:ACT2-FINAL- ZeppDiverCitymin.togetter.com 初のZeppってことにメンバー以上に観客が緊張してて、興奮してて、高揚してて、こんなライブ二度と無いんだろうなと思った。ぴんと空気が張り詰めてる感じに息苦しさを感じるほどだった、恐らく自分も緊張していたからそう感じていたのだと思うけれど。
 やっぱり大きい箱だから演出が派手なのがね、めちゃくちゃ楽しかった。全員がステージ前方のお立ち台に並ぶ姿は圧巻だった、曲前のベースソロがかっこよすぎて気付いたらハートを飛ばしていたのもいい思い出である。なにより、歌詞に合わせて頭上に虹が架かったのは痺れた。あの光景は忘れられない。
 これから零[Hz]を追いかけていく上で、確実に節目となるこのライブに立ち会えてよかったなと思う。推しがこのライブが僕達の証明になると言っていたのが印象的だった。
 なにもかも、ついこの間の事のように思い出せるライブです。

SEVENTEEN JAPAN TOUR  BE THE SUN  JAPAN min.togetter.com まず単純な話ね、金がかかってるんですよ。今年私が見たライブの中でダントツに金がかかってる。金がかかってることが全てではないのは勿論なんだけど、でも金がかかってることも重要だな……と見ててちょっと思いました。
 そして、キャパがでかい。これは良くも悪くも作用すると思うんだけど、このライブはそれがすごくいい方に作用してたなと思う。最早演出の一部になっているペンライトとか、堪えてるけど漏れ聞こえてくる歓声とか、5万5000人と時間と場所を共有してるって実感がすごくいい方に作用していた気がする。
 ライブがすごかった話はさぁ~!なにからしていいのか分からん!!全てにおいてすごかった。13人で5万5000人を楽しませるオーラと貫禄を感じて、東京ドームに立つべき男達だ…!!って震えるしかなかった。楽曲のところでも書いたけど、どの曲を聴いてもライブを思い出して泣きそうになるのでシャッフルでK-POP聴いてて不意に流れてくるとぶっ飛ばしている。ごめん。でもこの感覚が薄れてしまうのも切ない気がして、なにもかも忘れなければいいのに。


 映画もやろうとしたんだけど、中身とか感想とかまで覚えて無くて無理でした。良かった作品はなんとなく記憶にあるんだけどね。ちなみにタイトルだけ上げておくと「君の名前で僕を読んで」「リリーのすべて」「永遠に僕のもの」の3つです。映画はサブスクとかで見ちゃうから公開年数関係無く上げてます。まぁ私が3本選べるほど映画館で映画を見てないって話なんですけど。やっぱ現地で見るって記憶に残るんだな、現場大事。

 選ぶの迷うかな~?と思ってたんですけど、案外すんなり選べて、やっぱ思い入れのあるものって決まってるよなぁと納得したり。
 冒頭でも書きましたが、好きなもののここが好き!!って書く作業、ただただ楽しいだけなので来年もやっていきたい。でも現場まとめてこれ書いてって結構重労働なんだよな……。かといって繋げると長過ぎちゃうし、既に現場まとめだけで7000字越えてるので、1万字ブログになっちゃう。なんか、上手いこと考えます。

 来年も素敵な作品に巡り合えますよ~に!