信仰がなくては、悪意に勝つことは出来ない

アイドルと音楽と演劇が好きな人の闇鍋ブログ

星ひとつでめちゃくちゃ幸せになったオタクの話

オタクにDVDを借りたり、配信を見たりして全作品制覇し、繭期拗らせまくっていたリアル繭期(絶賛思春期)な女子高生なんですが。
COCOONで生繭デビューして参りました…!!



中間試験に追われる勤勉な女子高生のため、東京公演ラスト4日間しか動けない事が確定してたので23、24ソワレの月星を確保したところまぁ見事にライブビューイングに被ってしまいまして。

でもって予想外にテスト終わったその日に衝撃の発表を食らい、ふわふわしたまま劇場に向かいました。
どんな状況で見たのか、詳しくは前回の記事をご覧下さい(苦笑)割としっかり書いた上に結構面倒くさい話なのでここでは触れないでおきます。


そもそも、現在染谷俊之さんと三津谷亮さんを推している私。星ひとつはTRUMPの現場であると同時に推し現場でもあった訳です。


先に月の翳りを見て圧倒され、絶望し、カーテンコールが終わってから何かの糸が切れたように涙腺が崩壊し嗚咽上げて号泣するなんて初めてのことをやらかしまして(苦笑)

全繭期ミュート体制を取っていても、星ひとつはやばいと聞こえてくる状況に震えながら、連番のオタクに介護宜しく…と頼みながら、もうめちゃくちゃ覚悟しながら星ひとつを迎えた訳ですが。



めっちゃくちゃ楽しかった!!!!!(大声)



いやもうめちゃくちゃに泣いたんです。連番が過呼吸にならないか心配になったわ…って言うくらいには大号泣したんですが。

カーテンコール終わった時の私はものっすごい清々しい気分で。
来てよかった見てよかった好きになれて良かった星ひとつ最高!!!みたいな気分でした。

公演直後にばーっとツイートまとめたんですが、鍵垢のため載せられないので。
以下ツイートコピペしておきます。

いっぱい苦しいことはあったんだけど最後のワンシーンで帳消しにされてしまった

最後死ぬほど取り乱してるダリ見てうっわ待って…と思ったし、死んだウルみてこいつの死を悲しむ(?)のは許さないって言った時ほんとまたがばんりに殴られます??とか思ったけど

レイン中級議員、状況を報告しろって言った時、特級議員としての仕事をみたいな感じで惚れたし、みんなが悲しむ中泣きながらではあるけれど、彼だけ守られるみたいにみたいに、って聞いて、ウルのこと抱きしめて、あぁドブネズミ臭せぇって、

首の傷見てソフィが守ろうとしてくれた証だって、ドブネズミくせぇのはきっとあいつがウルを守ってくれたんだって、お前にとってソフィは星だったんだろ、お前は星に手が届いたんだな、友達だったんだな、だってほら守ろうとしてくれたんだぞって

自分は星に手が届かなかったのに、自分の子供に、自分が育てると決めた子供に、よくやったって、泣いてばかりの赤ん坊だったお前がよくやったって、最後の最後で褒めてくれて、

シリーズの中でソフィアンダーソンを2人も推しが演じたわい、完全にソフィ推しオタクなんだけど、こんなにも恨まれ続けて苦しみ続けたのに、最後の最後、しかも最後まで守ろうとした親友のお父さんに、友達だって認めてもらえて、感謝してもらえて、こんなに幸せなことあります???

しかもソフィーアンダーソンもダリデリコも推しが演じてるんだよ??やばくない??私前世で徳積みすぎじゃない??

これまでの事全部水に流すなんて言わないけど星のラストシーン見た時に私ソフィ推しのオタクになれて良かったって思ったよ

あー!!辛かった!!長くて辛い道のりだった!!でも彼に感謝してくれる人がいた!!ちゃんと真っ直ぐ、なんのくもりもなく真っ直ぐ彼を見てくれる人がいた!!しかもそれが生涯で唯一、3000年経っても忘れられない親友の父親だった!!ありがとうダリデリコ!!!!!

あえて修正してないので乱文で申し訳ないのですが。本当に公演直後に打ったものなので書き換えるのも違うなってことでこのまま載せておきます。

もちろん、上記の理由が1番大きいんですが、これに加えていくつか理由があった結果のめちゃくちゃ楽しかった!!!!!だなぁと思ったので、その辺をまとめておこうかなぁと思います。



まずひとつがタイミングの問題だったのかなぁと。
ど頭で衝撃の発表をくらった、と書きましたが。ざっくり言うならオタク強制終了をくらった元最推しが復帰して、心の中で引っかかっていたものがやっと取れて、染ちゃんが一番好きですってやっと素直に言えるようになったんですよね。

ブログ記事の中では、ちゃんと好きって言えるようになれればいいな的な書き方をしたんですけど、ほとんど同じ境遇のオタクと会って話したりした結果恐ろしい速度で心の整理がついちゃって(笑)

すっかり、染谷俊之さんが!!好きです!!って迷いなく言える人間になれていて、それの直後に、図ったようなもはや恐ろしいレベルのタイミングで、こんな素敵な作品見れたのがよかったのかなぁと。



そしてもうひとつは、推し作品であったこと!!
いや、結局それ!?って思うかもしれないけど多分ぶわーって一番最初に書いた作品としてのウエイトより、こっちのウエイトの方がもしかしたら多いのかもしれないってくらい、これも大きかったなぁと思います。


まず、そもそも私にとって染谷俊之さんの舞台を生で見るのこれが初めてだったんですよ(笑)
生の演技も、表情も、殺陣も、伝わってくる感情みたいなものも、全部全部初体験で。
しかも冒頭から、シーンによってはセリフ暗記しちゃうくらい何度も何度も繰り返し見て、何度も何度も生で見たいと願ったグランギニョルの!!しかも何度も泣かされたラストシーンから始まって!!しかもあの大好きな衣装着てて!!!こんな幸せなことがあっていいのか…って開始直後に思ってましたからね…。

そしてそんな私に畳み掛けるように初めて生で見る、好きになるきっかけになったくらい綺麗な殺陣が見れて、しかも栗田殺陣ですよ??開始3秒であっそうだこれつけたの栗田さんだ…って震えました。
言語化するの難しいんですけど何となくわかりません??わかって??栗田さんの殺陣めちゃくちゃかっこよくないですか??
グランギニョルの清家さんの殺陣も踊ってるみたいで派手で綺麗で大好きなんですけど、栗田さんの戦闘力めちゃくちゃ高そうな殺陣が本当に大好きで…。
大好きな人が大好きな殺陣やってる!!幸せ!!

何が恐ろしいってここまで開始十数分の出来事ですよね多分(笑)
ここまででチケ代の元取れたくらいの気分でいたのに!!まさかの!!お戯れ…!!(崩れ落ちるオタク)

椅子人を用意しとけ!!って言ったダリに、嘘だろ、嘘だと言ってくれよ…!!ってにやにやしながら思ってたけど、何度も何度も見て何度も何度も笑ったあの!ダリちゃんの!お戯れコーナーを!!推しがやってるのを!!見れるなんて!!!!!(大号泣)

せっかく推しがダリデリコやってるんだから苦しい部分ばっかりじゃなくて楽しい部分もやって欲しいじゃないですか〜〜〜!!!(満面の笑み)

もう全力でやらせていただきました。メイクはダリちゃんなのに表情が染谷俊之さんでもう楽しくて楽しくて仕方なかったしまさか推しにダーリちゃーん!!って叫べると思ってなかった。夢のような時間でした…。推しの貯金残高知りたかったなぁ。

グランギニョル見てからTRUMP見直して、いやあのダリちゃんがこうなります…??って疑問に思ってたところが沢山あったので。
それを好きになってしまったダリが、ひとつずつ回収してくれるって言うのは幸せ以外に何も言えなかったし、しんどさ100倍!!って感じでした。
最後のシーンはあの、何度も何度も見たグランギニョルのラストに重なるような、でもそれよりずっと切なくて苦しくてでも綺麗なラストで…。

私公演終わったあと割と真剣に、私は今日、今この瞬間のために染谷俊之さんのオタクになったのかもしれないってずっと思ってました。
今回の公演泣いたり笑ったりハラハラしたり心配したり呆れたり感情の起伏1番しんどくて、でも1番満喫できたのは染谷俊之さんのオタクでしょ…いろんな意味で…ほら毎日暴れ散らかしてるみたいなので…(笑)


そしてもう1人の推し三津谷亮さん。

私、前日の午前中D2TRUMPのREBIRTHを見直してて、だからついこの間見たソフィを、生で見れてる…みたいな感覚がすごく強くて。
三津谷さんのお芝居は生で見るの2回目だったんですが、殺陣を見るのは初めてだったし、三津谷さんのお芝居って生で見ると情報量が映像で見る倍くらいあるじゃないですか。映像で見てもほかの人の倍くらいあるのに。
だからやっぱり三津谷さんの好きな演技は生で見てみたいなぁって思ったことが何度もあって。だから、映像で何度も見てたあのセリフを、あの演技を、今の私がすきになった三津谷亮さんが、今の解釈で演技してるって、なんかもうすごすぎて…!!
生の三津谷さんの演技で大好きなキャラクターの未来に絶望することがこんなにも幸せなことなのかと…もう逃れられない幸せって感じ…。

そして初めて生で見る殺陣は!あの!栗田殺陣!!(2回目)
悲伝買わなきゃ…うぅ…大学生になったらね…って言ってたらお前は!悲伝を!!見るんだ!!!!!とオタクからぶん投げられた人なので、骨喰藤四郎な三津谷亮さんが栗田さんの殺陣をやっているのを見たことがあり。
だからやっぱりどこか既視感がある動きも多いし、三津谷さんの殺陣はほんと優雅で綺麗なんですよね…殺されたい…。
骨喰より戦闘力高そうでそれがソフィっぽくて、また殺陣やってるときの表情がめちゃくちゃよくて!!幸せ!!ありがとう世界!!!!!



なんか読み直したら人が違うだけで同じこと書いてて笑っちゃったけど。

何が言いたいって推しが演じたことのある役ってやっぱりどうしても思い入れが強いし見た回数も多いから他の人よりしんどいよね〜〜〜!!!という話。

というかめちゃくちゃ単純な話、2人とも私初めて見た作品はTRUMPシリーズだったので。2人とも好きになった作品は違ったりするんですけど結局戻ってきてもう1回キャスト推しとして拗らせ直してるので。そりゃ思い入れ強くて当たり前っちゃ当たり前なんですよね。

あと、殺陣についてはただただ私が刀を振り回すイケメンに弱いだけです多分()


また星ひとつにおいては染谷俊之さんと三津谷亮さん推しって言うのがまた、自分で言うのもなんですけどいいとこ取り感ありません??(笑)

パンフでもウルの死が何をもたらしたのか?と言われる2人だし、今回軸とされる2人だと思うので。
それこそ絡みもあるし、オペラグラスの中に2人とも納まったシーンは震えが止まりませんでした…。

結果、私幸せ!!めっちゃ前世で徳積んだのかな!!それともこれからめっちゃ悪いことあるのかな!!とにかく幸せですありがとう!!!!!みたいな状況になったわけです!全然伝わった気がしねぇ!!!!!



初めての生繭の感想としては、なんというか、リアル繭期に当たる年齢が見るものとしては刺激が強すぎましたね…(笑)

ファンタジーだってわかってるけど、それでも未来が真っ暗に感じて怖くなる感覚とか、何も信じられなくなる感覚とか、誰かに依存したくなる感覚とか、思春期だからこそ、当事者だからこそ、分かりたくないのにわかってしまう感覚みたいなものがどうしても存在して。
そんなの映像の段階でわかってたんですけど、やっぱり生で見ると舞台上から感情が波みたいに押し寄せてくる感覚というか、映像にはない感情のつたわり方がどうしてもあるから、それに当てられたような感じはありました。特に月。

最後涙腺が崩壊したのは感情の動きというよりは、色々なものを受け止め続けて何かが壊れてしまった結果の誤作動みたいな感覚が強くて。これはきっと数年後見てもこうはならないんだろうなぁ、と思ったりしました。

あと単純に親の願いは子供には伝わらない、なんてそんなん当事者に言われても困るもん!!(笑)
受け止められてないんだろうなぁ、気づけてないんだろうなぁって苦しくなったりしたし、だからこそ最後ダリがウルにかけた言葉がなんかもう欲しい言葉が沢山あって、余計に泣きました。

きっと繭期に共感できるなんてそんなの今だけなんだろうなぁと思うと、思春期と世間的に呼ばれる時期に見れるのはこの作品で最後になってしまうと思うので。来年も今の時期にやってくれればまだいいけど、マリゴの時期だったら完全にアウトだし。
もったいない気もするし、もっと見たかったなと思うし、でも月と星を今、思春期の私が生で見れたのは本当によかったなと思いました。

というか逆に同世代ほとんど見かけなくてびっくりした。みんな今繭期になった方がいいよ絶対…大人の何倍も苦しめるから…。



お前の推しコンビが決裂する話なんやけど行くやろ?って半ば強引に月に連行した友人。

半年前にキャストも出てないのに予定聞かれて推しでるかもしれないから行くって即答してくれて、結局私の推ししか出なかったけど、絶対死ぬじゃん…って怯える私にお前の介護慣れてるから任せとき!!って言ってくれたそもそも私をLILIUM沼に突き落としてくれた星連番のオタク。

本当にありがとうございました!!大変ご迷惑おかけしました!!!(土下座)


TRUMPシリーズ、絶対人に迷惑かけるけどひとりで行くのはそれはそれで難しいから考えものですね。どうするのが正解なんだろう。



TRUMPシリーズで一番好きな作品はなんですか?って聞かれたらグランギニョルですって答えてたんですが。
多分これからは星ひとつですって答えると思います。

この作品に出会えてよかった。
ダリデリコを好きになれて良かった。
ソフィアンダーソンを信じてよかった。

そう思わせてくれた星ひとつは私の宝物です。



と言っても末満さんには絶対感謝しないけどなー!!!
1回しかけたけど!!絶対違う!
!そもそもソフィのことあんなに苦しめてたの末満さんだもん!!
騙されるところだったァ!!!()




これからもソフィオタクとして苦しみながらTRUMPシリーズ追いかけていきたいと思います。